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代理店向けにWeb広告運用を自社で始める方法を5ステップで解説​​

岩井智昭
Web広告運用を自社で始める方法を5ステップで解説
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地方の広告代理店・制作会社を対象に、Web広告事業の立ち上げを支援しているShirofuneXの岩井です。福岡の総合代理店や地方新聞社、印刷会社でのWeb広告事業の立ち上げ実績があります。

検索連動型広告やディスプレイ広告といったWeb広告運用を自社で始める際、

・成功するために必要なことって何?
・なるべく失敗したくないけど、どうすればいいの?

など、新しいことを始める時は色々と心配事を抱えていると思います。

本記事では、Google広告とYahoo!広告の運用を自社で始めるまでの流れ、Web広告運用の成功確率を高める方法をお伝えします。

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■広告運用を自社でやるための事前準備(5ステップ)

Google、Yahoo!の広告運用を自社で始めるには、各媒体の広告アカウントを作成する必要があります。広告運用を始める際の事前準備を5ステップでご紹介します。

ステップ1:広告配信したい、商品・サービスのLPを用意

広告をいきなり始める前に、広告経由で流入したユーザーに対して、適切に情報を伝えるページを用意する必要があります。

一般的にWeb広告の配信目的は申し込み数(以下、申し込みを「コンバージョン」と記載)を増やすことです。

コンバージョン数を増やすためには適切なランディングページ(以下、ランディングページを「LP」と記載)の作成が必要です。どんなに広告の運用スキルが高く、LPへの流入数が多くても、LPの質が良くなければコンバージョンには繋がりません。

質が良いLPの定義は主に7つです。

  1. 広告のクリエイティブとLPの内容が一致している(特にファーストビューという、スクロールせずに画面の最初に表示される画面は最も重要です)
  2. ターゲット層が一目でわかり、訴求内容が明確である
  3. 感覚的に見やすいページであること(改行がなされていたり、幅が統一されている)
  4. コンバージョンに誘導するための申し込みボタンが適切に配置されている
  5. 利用者の声などが紹介されている
  6. (利用者の声以外に)会社概要とその実績が記載されている(BtoBでは特に重要)
  7. 申込フォームが入力しやすい順番になっている

LPを見たユーザーが、「これは自社に対して向けられているメッセージ」「この商品を使えば自身の課題を解決できる」だと実感できることが重要です。

上記7点のいずれかが欠けていても、コンバージョン率が低下する要因になります。必ずチェックをしましょう。おすすめのチェック方法は、第3者に見てもらい率直な感想をもらうことです。その際にターゲット層であることが重要です。

仮に自身が想定した感想と異なる場合であったとしても、反論せずこれがユーザーの声だと割り切り、改善することが重要です。

また、ターゲット層となる方を集めてユーザーインタビューを行い、直接感想を聞くことで、質の高いLPを作成できるようになります。

なお、LPを新規で作る余裕がない場合、自社の商品を紹介している既存サイトを活用しても良いです。ただし、既存サイトが上述のようなポイントを意識しながら作り込まれていないケースが多いため、改めてLPを新しく作った方が高い広告効果を期待できます。

ステップ2:広告費チャージ用のクレジットカード用意

Google広告、Yahoo!広告ともに、一定の額になったときに自動引き落としの設定ができます。広告を出し始めたときは50,000円などに設定しておくと、どれくらいのペースで50,000円の広告費用が決済されているかがわかります。

また、明細を管理画面からダウンロードすることができます。

例えば、4月1日から4月15日までの期間にセグメントをかけて明細を出すこともできますし、明細には各キャンペーンごとの使用金額なども見れます。

経理の方から明細が必要と言われた場合は明細を提出してください。

支払いについて補足しますと、例えばGoogle広告は以下の方法で支払いができます。

➀ 自動で支払い

設定金額に達した場合に自動で課金(クレジットカードの場合は引き落とし)されます。あるいは、自動課金された日から30日後に自動課金されます。

② 毎月の請求書発行に対して支払い

発生した費用の請求書に対して、銀行振込で支払います。ただ、②を利用するためには以下のような条件を満たしていなければなりません。

☑ Google広告アカウントに登録してから1年以上が経過していること
☑ 現時点から過去12ヶ月のうち、広告の支払い額が50万円以上の月が3回以上あること
☑ 利用しているGoogle広告アカウントを1年以上違反なく、正しく運用、支払いを行っていること

そのため、Google広告をはじめたばかりの場合は①となり、クレジットカードが必須になります。使用できるクレジットカードは以下です。

・American Express
・VISA
・Mastercard
・JCB

ステップ3:広告媒体アカウントの用意

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アカウント開設の準備が整いましたら、次に広告を配信するための管理画面の作成を行います。広告の管理画面と聞くと難しいと思われる方もいますが、見方がわかれば迷わず使うことができます。

今回はGoogle広告の簡単な手順を記載していきます。

Googleアカウントを持っていない場合は事前にアカウント作成をしてください。おおよそ30分以内で登録が完了します。まずは以下の準備が必要です。

  1. Gmailなどのメールアドレス
  2. 広告の流入先となるLPやホームページなど
  3. 電話番号(携帯電話も可能です)
  4. 住所(会社住所など)
  5. 登録者の氏名
  6. クレジットカード

上記6点の準備が完了したら、「Google広告」と検索してください。

以下のページが表示されますので、右上の「今すぐ開始」をクリックします。

クリックすると、Gmailアカウントへのログインが求められます。メールアドレスとパスワードを記入いたします。

以下の画面が表示されます。該当の目標をお選びください。

「次へ」をクリックすると以下のページが表示されます。サービス名を記載します。

その後に広告の作成画面が出てきます。広告文の作成や検索内容に合った広告を表示するためのキーワードテーマを選ぶ画面が表示されますので、該当のするテーマを選択します。

次に広告の適切な地域を選択します。最後に成果を達成するための予算を設定します。

「予算のオプションを選択してください」を選択すると、あなたへのおすすめが表示されます。これまで入力した内容が以下のように表示されます。

最後に以下のページが表示されますので、入力項目に記入をします。

該当の項目を入力して、「送信」をクリックするとアカウント開設の準備が完了します。アカウント開設後はキャンペーン作成に進みます。

次の上記のページが表示されますので、目標とキャンペーンタイプを選んでください。コンバージョン重視の場合は「見込み顧客の獲得」を選択します。ホームページへの流入数を重視する場合は「ウェブサイトのトラフィック」を選択します。

キャンペーンタイプは、「検索」が一番おすすめです。広告画像や広告用の動画がある場合は、「ディスプレイ」と「動画」もおすすめです。「パフォーマンスの最大化」「ファインド」はコンバージョンデータが蓄積された後に活用すべきです。

成果を上げるためのアカウント設定の方法をもっと知りたいという方はぜひ以下の資料をダウンロードしてください。ダウンロードは無料です。

ステップ4:コンバージョンタグの発行

Google広告・Yahoo!広告のコンバージョンタグの発行方法 >

Web広告配信において最も重要なことがコンバージョンの計測です。

Google広告もYahoo!広告も、コンバージョンを計測するためのタグを用意しており、このタグを申し込み完了ページのhtmlに記載をしなければなりません。

まずはコンバージョン計測の仕組みについて簡単に解説をいたします。

ユーザーがホームページで資料請求をするための申し込みフォームに個人情報を入力して、申し込み完了ボタンを押すと、申し込み完了ページに遷移します。ユーザーが申し込み完了ページにに到達したとき、ページに埋め込まれているコンバージョンタグが発火をして、コンバージョン「1」とカウントします。

この「1」という数値が広告の管理画面に記録され、広告運用者は広告の管理画面を見て広告経由でコンバージョンがあったことを把握します。

コンバージョン計測が必須である2つの理由があります。

① キャンペーンごとの広告効果を把握する

Google広告やYahoo!広告を出稿し始めると、資料ダウンロードやセミナーの申し込みなど、複数のコンバージョンが存在します。セミナーに集客する広告キャンペーンと資料ダウンロードのキャンペーンは異なりますので、各々のコンバージョンを集計するためにはコンバージョンの設定が必須になります。

② Google広告やYahoo!広告の機械学習の精度を上げる

Google広告やYahoo!広告はコンバージョンしたユーザーのデータを学びながら、コンバージョンしやすいユーザーへ広告配信を自動で行っていきます。コンバージョンデータが蓄積されなければ、どのユーザーがコンバージョンしやすいかを学習できないため、コンバージョンしづらいユーザーも含めて広告を配信し続けることになります。

Google広告の最大の強みは機械学習です。機械学習を実現するためにコンバージョンしたユーザータイプを学ばせることが重要です。コンバージョンが増えていくと、コンバージョンしそうなユーザーを勝手に見つけて広告配信をするようになります。

このサイクルを実現するためには、コンバージョンタグの設置が必須なのです。

それではコンバージョンタグの発行方法をご紹介いたします。Google広告にアクセスして、「ツールと設定」▶「測定 コンバージョン」を選びます。

ページ左上の「+新しいコンバージョンアクション」をクリックします。以下のページが表示されますので、該当するコンバージョンの種類を選んでください。

一般的には「ウェブサイト」が選ばれます。

ホームページ経由のコンバージョン数を増やしたい場合は「ウェブサイト」を選んでください。店舗を構えており、電話経由のお問い合わせを増やしたい場合は「電話件数」が有効です。

目標とアクションの最適化

「ページビュー」が一般的です。あるいは「申し込み」でも構いませんが、今回は「ページビュー」にします。「ページビュー」は指定したページが表示された場合をコンバージョンとしてカウントする意味です。

例えば、お申し込み完了ページが表示される場合は、ユーザーがお申し込みを完了したときのみですので、「お申し込み完了=コンバージョン」としてカウントされます。

「コンバージョンアクションの最適化オプション」は「入札単価の最適化に使うメイン アクション」のチェックのままをおすすめします。コンバージョン数が増えてデータが蓄積されると入札単価の最適化は有効です。

コンバージョン名

判別できれば何でも構いません。

例)サービスサイト名_資料ダウンロード

最初は「すべてのコンバージョンに同一の価値を割り当てる」がおすすめです。資料請求単価などが決まっている場合は枠の中に金額を記載します。今回は例として、1件あたりの資料請求の価値を5,000円としています。

「コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる」は、「資料請求」と「無料トライアル」のコンバージョン単価を異なるように

カウント方法

最初は「全件」で良いです。

見込み顧客の獲得やユーザー登録など、1 回の広告操作で生じた最初のコンバージョンのみに価値がある場合は、このオプションが推奨されます。

ECサイトのように複数回購入することが前提の場合は、購入者数(購入数ではなく)を把握したい場合は「初回のみ」を選ぶこともあります。

クリックスルー コンバージョンの計測期間

デフォルトでは「30日間」です。最初はこのままで良いです。

クリックスルーコンバージョンとは:
配信された広告をユーザーがクリックしてから30日以内に発生したコンバージョンを言います。
※「30日間」は「1週間」や「45日間」にも変更可能です。

エンゲージビューコンバージョンの計測期間

デフォルトでは「3日間」です。最初はこのままで良いです。

エンゲージビューコンバージョンとは:
スキップ可能なインストリーム広告をユーザーが10秒以上(10秒未満の動画の場合は最後まで)視聴してから、エンゲージビューコンバージョンの計測期間内に発生したコンバージョンを言います。

ビュースルー コンバージョン計測期間

デフォルトでは「1日間」です。最初はこのままで良いです。

ビュースルー コンバージョンとは:
配信された広告を見たであろうユーザーが広告をクリックしなかったものの、その後に別ルートでLPやサイトに訪問して発生したコンバージョンを言います。

ディスプレイ広告などのコンバージョンへの間接効果を可視化するための参考になります。クリックスルーコンバージョンとは対照的な指標です。

アトリビューションモデルは「ラストクリック」「ファーストクリック」「線形」「減衰」「接点ベース」の5つから選択できます。各モデルの特徴は以下のグラフを見ていただくとイメージしやすいです。
(こちらはGoogle広告の管理画面の画像です)

アトリビューションモデルは、ユーザーがコンバージョンに至るまでに複数媒体を経路して、複数日程かかることを前提としています。

例えば、クロスバイクを購入する場合、「クロスバイク 10万円以下」などと検索をして、いくつかのページを確認しますが、検索した当日にクロスバイクを購入するユーザーが全てではありません。何日かの時間をかけて検討するユーザーも多くいます。特に高額の商材やBtoB商材などは一定の検討期間を要するケースのほうが多いです。

このような場合、広告がどのフェイズで貢献しているかを確認するのが、このアトリビューションモデルです。

以下ではアトリビューションモデルを簡単に説明いたします。おすすめは「ラストクリック」「接点ベース」です。

ラストクリック

コンバージョンに至るまでの経路で最後にクリックされた広告に貢献度を割り当てるモデルです。デフォルト設定となっておりますので、最も一般的なモデルです。コンバージョンに直接貢献した広告を重視したい場合はこちらのモデルを選択してください。

ファーストクリック

ラストクリックとは逆です。コンバージョンに至るまでの経路で最初のきっかけとなった広告に貢献度を割り当てるモデル。コンバージョン経路の初回接触を重視している場合はこちらのモデルを選択してください。

補足になりますが、ファーストクリックは認知広告を配信する場合に活用されます。Google広告では、「販売促進」「見込み顧客の獲得」「ウェブサイトのトラフィック」「商品やブランドの比較検討」「ブランド認知度とリーチ」「アプリのプロモーション」などのキャンペーンで達成したい目標を選択することができます。

例えば、「ブランド認知度とリーチ」を選択した場合、広告予算の範囲内で可能な限り多くのユーザーに広告が配信されます。(一方で「見込み顧客の獲得」を選択した場合は、コンバージョンを重視する広告配信になります)

ファーストクリックは、「ブランド認知度とリーチ」と合わせて活用して、どれだけコンバージョンの最初のきっかけになったかを調べるために使われたりします。ただ、広告費に余裕がある場合の活用方法になりますので、最初にファーストクリックをおすすめしません。

減衰

コンバージョンに至る経路の全ての広告を評価するが、コンバージョンにつながった広告の評価を高くする場合のモデルです。ラストクリックに近いモデルです。

減衰をイメージするグラフを見ていただくとイメージしやすいかと思います。

線形

コンバージョンに至る経路で発生したすべての広告貢献度を均等に割り当てるモデルです。最初の接触も途中の接触も、コンバージョン直接の経路もすべて等しく評価したい場合は線形モデルを選択してください。

接点ベース

コンバージョンに至る経路の最初(ファーストクリック)と最後(ラストクリック)にそれぞれ40%の貢献度を割り当て、最初(ファーストクリック)と最後(ラストクリック)以外の経路に残りの20%を均等に割り当てるのが接点ベースモデルです。

コンバージョンの最初のきっかけになった広告とコンバージョンを後押しした最後の広告が同じくらい重要とされる場合はこの接点ベースモデルがおすすめです。

全ての入力が完了したら、ページ下部の「作成して続行」をクリックします。

「Googleタグマネージャーを使用する」を選んでいただくと、以下の2つが表示されます。

・コンバージョンID(例.678888888)
・コンバージョンラベル(例.6R00DDaaa8lDDU-51o9S)

この2つはGoogleタグマネージャーでコンバージョンを設定する際に必要ですので、記録しておくか画面のスクリーンショットをとりましょう。

「次へ」をクリックすると以下の画面が表示されます。

「完了」をクリックで、Google広告のコンバージョン発行は完了です。

ステップ5:コンバージョンタグの設置&トリガー設定

GoogleタグマネージャーのCVタグ設置の手順 >

ここでは、コンバージョンタグの設置方法とトリガー設定について記載をいたします。Googleタグマネージャーを活用いたします。最初に左カラム「トリガー」を選択します。

表示されたページの「新規」をクリックします。

「ページビュー」を選択します。

以下のページが表示されます。

このトリガーの発生場所

「一部のページビュー」を選んでください。

イベント発生時にこれらすべての条件が true の場合にこのトリガーを配信します

「Page URL」「含む」を選択します。

以下thanksと記載されている場所にコンバージョンページのURLを記入します。例えば、 https://sample.co.jp/document/thanks がコンバージョンページのURLの場合は、thanksのみの記載で計測できます。thanksというURLが含まれているページをコンバージョンとしてカウントすることを意味します。

「保存」をクリックするとトリガー設定は完了です。次にタグの設定を行います。

左カラムの「タグ」を選びます。以下の画面が出てきますので「新規」をクリックします。

以下の画面が表示されるため「タグの設定」をクリックして、「Google広告のコンバージョントラッキング」を選択します。

左上の名称に「資料ダウンロード」などの名称を付けて、以下の2つに先ほどの数値を記入します。

・コンバージョンID
・コンバージョンラベル

以下のように先ほど作成したコンバージョンページを指定したトリガーを選択して、右上の「保存」をクリックします。

その後、ページ右上の「公開」をクリックするとGoogleタグマネージャーのコンバージョン設定が完了いたします。

以上でコンバージョンタグとトリガーの設置が完了です。

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■広告運用を自社ではじめる5ステップ

事前準備が完了したら、各広告媒体社の管理画面を活用して広告配信ができる状態です。

本稿をご覧いただいている方の多くは「管理画面を触ったことがない」かと想像しております。したがって、事前準備の後に「どうやって進めていくことが成功確度を高められるのか?」そういった部分にご興味があるかと思います。

ここからは、Web広告を自社で運用したことがない方に向けた具体的な進め方を、それぞれ5ステップでお伝えしていきます。

ステップ1:目的・目標を定める

目的・目標を定めることは、最も大事なことです。

なぜWeb広告を自社で運用できるようになりたいのか?その根源的な欲求を明らかにすることから始まります。

クライアントに対する提案の幅を広げたい・質を高めたい、クライアントからの依頼には迅速に応えたい、自社の利益率を向上させたい(役務レベルに合った適切な利益が必要)など、目的地を見定めます。

次に、運用する案件の目標を決めます。目標を決めるためには情報収集が重要です。競合などの情報収集を行うことで目標達成の確率が高まります。

競合他社が大々的なキャンペーンを行っているときに資料請求数を増やす目標で良いのか、あるいは資料請求とキャンペーンを同時に行い、他社に競り勝つような目標を設定するのか。他社は無料相談を目標としており、無料相談を申し込んだ方にインセンティブをつけているのに対して、資料請求のみの訴求で良いのか、などは競合他社の情報収集を行わなければわかりません。

さらに、以下のような考えも目標を決めるうえで重要です。

例えば、「資料請求」経由と「無料トライアル」経由の申し込みからの商談設定率から成約率の数値が下記であった場合、

・資料請求(広告使用金額:500,000円)

 コンバージョン100件→商談設定率20件→成約率4件
 コンバージョン単価 :5,000円
 商談設定単価   :25,000円
 成約単価     :125,000円

・無料トライアル(広告使用金額:500,000円)

 コンバージョン25件→商談設定率20件→成約率10件
 コンバージョン単価 :20,000円
 商談設定単価   :25,000円
 成約単価     :50,000円

無料トライアルのコンバージョン単価が、資料請求のコンバージョン単価よりも高くなったとしても、最終的な成約単価では無料トライアルのほうが良いため、無料トライアル数を増やしたほうが企業の売上アップにつながります。

一方で競合他社が多い場合は、すぐ成約にならなかったとしても、競合他社より早く企業リストを獲得してアプローチすべきという考えを持つ企業もあります。

現状の課題を把握しながら目標設定を行うことが重要です。

ステップ2:目標達成に向け、問題を見つける

次に、目標達成に向けて障壁となりそうな問題を見つけます。

例えば、Web広告運用が未経験の代理店A社の場合に問題となりそうなことは、

・社内に運用経験者がいない
・運用経験者の採用ができない
・既存社員のコンバートを検討するも、知識インプットに時間がかかる
・教育するにも時間と労力がかかる

障壁となる問題の多くはこの3つに集約されます

(1)リソース不足 (2)知識不足 (3)経験不足

Web広告の運用は片手間で成果を上げられるほど簡単ではありません。

Web広告を既に行っている企業は専任の担当者や代理店に依頼していることが多く、競合他社がWeb広告を行っている場合の運用担当者は経験者と想定すべきです。

一方で、上記のようなリソース不足や知識不足、経験不足をどう解決すべきか。

今日明日でWeb広告の優れた運用担当者を採用することは難しいです。また1日、1週間、1か月でWeb広告の運用知識を習得することも難しいです。仮に知識を習得しても、Web広告の運用には経験が必要です。

このような場合は、分業と外部ツールの活用をおすすめします。

例えば、Web広告で成果を上げるためには以下の5つが必要です。

① ターゲット層を決める

② 広告の管理画面で適切なターゲット設定を行う

 (①は企業としてターゲット層を決めることであり、②は①で決めたものを広告の管理画面上で正しくターゲット設定することを意味します)

③ ターゲット層が興味を持つキャッチコピーを作成する

 (マーケティング担当が作成する必要はありません。キャッチコピーは分業可能であり、マーケティング担当者はディレクションに徹しても良いです。キャッチコピーやリード文に訴求力があるかについて判断ができれば良いです)

④ ターゲット層が興味を持つ広告デザインを作成する

 (マーケティング担当が作成する必要はありません。デザインは分業可能であり、マーケティング担当者はディレクションに徹しても良いです。デザインの訴求力を判断できれば良いです)

⑤ 広告配信後のデータを確認を行い、改善をする

改めて、上記についての役割分担を記載します。

① マーケティング担当
② 外部ツールで対応可能
③ ライター
④ デザイナー
⑤ 外部ツールで対応可能

外部ツール、例えばShirofuneは、Web広告の設定方法(初期設定含む)のガイドや改善ポイントを提示してくれます。外部ツールと社内リソースを正しく活用することで、Web広告の知識や経験が不足していても、成果を上げやすい環境を整えることは可能です。

ShirofuneからYahoo!広告を配信するメリット(YouTubeに遷移します)>

ステップ3:問題の本質を探り、理解する

※本稿では「社内に運用経験者がいない&運用経験者の採用ができない」を問題として深堀していきます。

「なぜ経験者がいないのか、なぜ経験者が採用できないのか」

この問題を探ってみると答えはシンプルに、「今までの事業モデルがデジタルマーケティング(Web広告)」を強みとしていなかったことに起因します。

これまではデジタルマーケティング(Web広告)を活用せずとも、成長していた企業においても、デジタルマーケティングの活用が急速に伸びています。

以下は株式会社電通グループが2021年に行った市場調査レポートです。

“ インターネット広告費については、1996年からの実績について1997年に推定を開始して以来、継続的に高い成長率を維持し、2021年には2兆7,052億円、前年比121.4%となり、マスコミ四媒体広告費(2兆4,538億円、前年比108.9%)を初めて上回った。”

引用元:2021年 日本の広告費 (株式会社電通グループ)

このように「インターネット広告費」に該当するデジタルマーケティングは、TVや新聞などのマスコミ四媒体広告費を上回り、なおも成長しています。

デジタルマーケティングはマスコミ四媒体よりも、詳細にターゲットを設定して広告配信ができ、リアルタイムに効果を確認することができるため日々改善を行うことができます。

そして行った改善が当日の効果として見られることもあります。

このような外部環境において、デジタルマーケティングを活用せず事業成長を導くことは困難な状況になりつつあります。そのため、デジタルマーケティングに知見を持った人材の採用は急務ですが、他の多くの企業も欲しているため採用は容易ではありません。

(特にBtoBマーケティングに強い人材は不足しています)

だからこそ、はじめての方(Google広告、Yahoo!広告の管理画面を触ったことがない)でも広告運用ができるようサポートしてくれるShirofuneのようなツールの活用は検討すべきです。。自社の人材でデジタルマーケティングに強い人材が生まれれば、自社に知見が蓄積されますし、採用広告費用も抑えることができます。

実際、「経験がないため自社での広告運用は絶対無理」と決めつけていた広告代理店でも、Shirofuneを活用することで万事解決。元々持っていた広告代理店の強みとWeb広告運用を掛け合わせられるようになり、クライアントに新たな価値提案ができるケースも増えてきています。

どんな課題を解決できるのか、どのようなことができるかは、ぜひこちらの資料をダウンロードのうえご確認ください。

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ステップ4:問題を解決するための、計画を立てる

社内に経験者がいないし、採用もできない。この問題を解決する一つの方法は、テクノロジーに頼ることです。

人材の配分できるリソースは有限ですが、テクノロジーを導入することで、リソース配分を最大化することが可能になります。

Shirofuneは未経験の方でも気軽にご利用いただけるUIになっています。さらに、広告パフォーマンスも良好で、案件数も人の何倍も対応することができます。弱みを埋めるために余計な体力を使うのではなく、強みもより伸ばすためにテクノロジーを活用するという文脈です。

問題となっていたリソースと経験不足を解消することで、今後の事業を行うに当たっての計画もしやすくなります。

デジタルマーケティングの運用を長年行ってきた担当者の方であっても、Shirofuneのようなツールを活用していることを多々見受けられます。Web広告は日々の改善が必須であり、どこを改善すべきかを把握することは最も重要です。

Web広告の改善を感覚や経験則に頼ることはおすすめしません。

現代のユーザーは日々多くの広告に接しているため、検索方法(検索する際に使うキーワードも)は多岐に渡りますし、接触メディアも複数です。そのようなユーザーの動きを感覚で理解しようとしても追いつくことはできません。

Shirofuneのようなツールには膨大なユーザーデータが蓄積されており、分析を行い、最適な改善案を提示します。この改善案を提示するまでに行われた機械学習は、人が行える分析量の範囲を超えています。

優秀なマーケティング担当者ほど、人が行う業務と機械に任せる業務を区別しています。

人が行うべき業務は、正しくターゲット設定を行い、ターゲットへの訴求力のある広告文や広告デザインを作成すること。あるいは、ターゲット層が魅力に思う企画(セミナーやイベント、キャンペーンなど)を考えることです。

あとは実際に広告運用を行い、AIなどの機械が提示する改善案を見ながら、広告内容をブラッシュアップしていくことが重要です。改善するごとに効果を実感するはずです。

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ステップ5:計画に沿い、素早く実行する

素早く実行することが大事です。

Web広告を自社で始める際に障壁となる問題を、テクノロジーと力を合わせて解決。

デジタルマーケティングは、従来のマスコミ四媒体広告と異なり、即日から利用可能です。Google広告、Yahoo!広告、Facebook広告、Twitter広告などは一部審査もありますが、基本は当日中にアカウント開設ができ、当日から利用いただけます。

Web広告がはじめての方にとっては、「難しいのではないか」「複雑で途中で挫折してしまうのではないか」と心配される方もいるかと思いますが、広告の管理画面は以前よりも見やすく、簡単になっています。サポートページも充実しています。

それでも不安な方は、Shirofuneのようなツールを利用することをおすすめします。

初期設定から広告配信までをガイドしてくれるため、迷うことなく広告配信まで導いてくれます。広告配信に慣れてくると、独自のやり方を試しても良いのですが、最初は基本に忠実に行うことが重要です。

基本設計や正しい手順を知っていることで、間違ったカスタマイズを行わずに済みます。

これからWeb広告をはじめられる方はShirofuneを活用して、まずは広告配信までを行ってみましょう。その使い勝手の良さやわかりやすさに満足いただけるはずです。

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記事の監修

岩井 智昭

広告代理店で国内外の大手クライアントのセールスプロモーション全般の企画・運営に従事。その後外資系インターネット広告代理店で中小企業向けのインターネット広告を活用した売上向上を支援。2020年6月より株式会社ShirofuneX 取締役就任。ShirofuneXでは、主に地方広告代理店・制作会社を対象に、Web広告事業の立ち上げを支援。福岡の総合代理店や地方新聞社でのWeb広告事業の立ち上げ実績がある

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