Shirofuneサポートプランで、ニッチ商材のコンバージョン拡大に成功!未経験から3ヶ月で、広告運用の基礎をインストール 〜SOICO株式会社のShirofune導入事例〜

SOICO株式会社
SOICO株式会社 マーケティング・広報責任者 遠藤 由規 様

事例の要約(PDF)をダウンロードする

SOICO株式会社はストックオプションの発行支援や、株式報酬といったインセンティブ制度のコンサルティング支援等、資本政策にまつわるコンサルティングサービスを展開しています。

これまで広告運用は業務委託者に一任しており、マーケティング責任者として着任した遠藤氏は営業出身で広告運用未経験。的確な意思決定と指示出しのため自ら広告運用を経験する必要を感じ、Shirofuneサポートプランを導入しました。

結果、わずか3ヶ月で運用者として独り立ちし、コンバージョンを大きく伸ばすことに成功しました。限られた広告予算ながらニッチ商材で成果を伸ばせた秘訣、Shirofuneの使い心地やサポートプラン導入のメリットについて伺いました。

【課題】
・これまではFacebook広告のみ出稿していたが、営業目標達成のためリスティング広告も始めたい
・マーケティング責任者に広告運用の経験がなく、的確な意思決定と指示出しが困難

【解決策】
・Shirofuneサポートプランを導入し、マーケティング責任者が広告運用について基礎から学び、運用できる体制を構築する

【成果】
・3ヶ月という短期間で、広告運用未経験から運用を独り立ちできる状態にまで成長
・Facebook広告の効果は1.3倍

リスティングでも十分にインパクトのある効果が得られるようになり、WEB広告が集客の大きな柱に
・広告運用で得られた知見を自社のマーケティング活動に活かせるように

資本政策にまつわるコンサルティングサービスを展開。これまではオーガニックメインでのマーケティング活動を実施。

―事業内容について聞かせください。

遠藤様
“Equity Tech(エクイティー・テック)のチカラで企業をさらに強くする”をミッションに、成長企業のための資本政策コンサルティングを軸に事業を展開しています。

中でもWEB広告を展開している事業は大きく2つあります。
1つ目はコンサルティングサービスです。未上場でIPOを目指しているベンチャーのCEOやCFOに対してストックオプションの発行支援をしています。また、上場企業向けにインセンティブ制度のコンサルティング支援を行う「株式報酬制度パッケージ」というサービスも展開しています。

2つ目は人材事業です。「フルタイムCFO」「シェアリングCFO」というサービスで、最高財務責任者にあたるCFO人材をフルタイム、及びスポットでご紹介しています。

―サービス特性、ターゲット共にかなり特異だと思います。これまで集客はどのようにされてきたのでしょうか?

基本的にはオーガニックでの集客です。ストックオプションに関するコンテンツを作成し、ダウンロードコンテンツやウェビナーにコンバージョンしていただき、営業にトスアップするマーケティング手法をとってきました。

ウェビナーは定期開催しており、初めてストックオプションを出したいと思ったときに勉強になるような、ノウハウを紹介する内容にしています。

CFOの人材サービスについてはウェビナーを開催してクライアントを集客したり、SEOコンテンツでCFO人材の集客をしてきました。

広告運用未経験者には、効果の良し悪しがわからない。適切に評価し、改善に繋げるためShirofuneサポートプランを導入。

―集客上の課題はどのようなところに感じておられましたか。

社内の広告運用は経験者に業務委託する形で、Facebook広告のみ出稿していました。営業目標を達成するためリスティングも始めたいと考えていましたが、私は半年ほど前に営業からマーケティング部門に異動したので広告運用の経験がありません。的確な指示を出せるようになるために、自分で運用ができるようになりたいと考えました。

そこで思い出したのが、前職でマーケティング担当の先輩が提案していたShirofuneです。インハウスで運用をするなら絶対に導入するべきと耳にした記憶がありました。効率的に成果を出しつつ、私自身が広告周りの手触り感を得ながら学び、今後指示を出せるようになるには導入しない手はないと社長に相談し、導入しました。

―導入後、サポートプランも追加でご利用いただいていますね。どのような経緯があったのでしょうか。

初期の設定は勉強をしながら自力でなんとかやり遂げ、Shirofuneを使って運用をスタートしました。ただ、運用経験がないのでレポートを見ても、出てきたクリック率が高いのか低いのかもよくわからないわけです。良いのか悪いのかによってやることは変わるので第三者の、経験者の知見が必要だと感じ、サポートプランも追加で導入しました。

広告運用の経験者は成果をどう評価し、その先の改善策をどのように考えるのか。運用経験を持つサポート担当の方から、Shirofuneの使い方という範疇を超えて広告運用の基礎を教えていただきました。

本質的なマーケティング業務に時間を割けるのがShirofuneの価値。

―Shirofune導入から4ヶ月ほど経過していますが、実際にお使いいただいた感想を聞かせてください。

精緻なレポートがパッと出てきますし、UIも素晴らしく、予算もすぐにいじることができるので非常に使いやすいです。システムでこのレベルのものができてしまうと、広告運用という業務の本当の価値が何なのか、考えさせられます。

広告を出した先の、自社の商材をどういうターゲットにどう当てればいいのか、クリエイティブをどうするべきか、どのような施策を行えばいいのか、本質的なことに時間を割ける設計になっている点がすごく良いと思います。

Shirofuneを使えば私のような広告運用を全くやったことのない人間でも、新規で広告を回せるようになります。ただ始めるのは簡単ですが、きちんと改善をしたいとなると勉強が必要です。その意味でも、サポートプランは追加した方がいいと個人的には思いますね。

―サポート担当とのコミュニケーションはしっかり取れましたか?

サポート担当の方には、広告運用の基礎的な考え方からShirofuneの使い方まで幅広く助けていただきました。Shirofuneをより使いこなすという観点ではアカウントスコア診断で改善項目が出た際、何がどう悪くて、何をすればいいのかアドバイスしてくださいました。

またShirofuneを超えた部分、広告の戦略や考え方についても知見を提供していただきました。広告の運用はある程度ルーティーン化しないといけないところがあると思いますが、その点についてもどういう順番で進めればいいかをドキュメントにまとめてくださいました。

あとはクリエイティブについてFacebook広告ライブラリーの存在を教えていただいたりと、様々な角度でサポートいただき、私自身の引き出しが増えたのは大きな収穫です。

Shirofuneを使えば、マーケティング担当1名でも広告運用で成果が出せる。

―Shirofune導入後の成果についても聞かせてください。

広告の効果という観点では大幅に改善しています。これまで実施していたFacebook広告はShirofuneを導入したことで効果が1.3倍になっています。新しく実施したリスティングについても、かなりのコンバージョンが獲得できるようになっています。

Web広告で獲得したリードがセミナー参加に繋がり、そこから商談に進んだりと確実に成果が出ています。

―定性的な成果はどのようなところに感じておられますか。

広告運用の基礎知識を3ヶ月という短期間でインストールできたことは大きな成果です。新しいキャンペーンを行うときも、これくらいの期間で、このくらいの予算だとこれくらいのCPAでできるだろうと予想できるようになりました。

マーケティング担当が社内に私1人という状態ですが、逆に言うとマーケティング全般の業務を1人で抱えながらも、広告運用において十分な成果が出せています。日々のマーケティング関連業務と並行して広告を運用できるレベルに機能が凝縮されているのがShirofuneです。

知識がゼロの状態で広告運用を外部に委託するのは非常に危険なので、ここでしっかりと勉強ができたことは事業としても大きな収穫だと思います。

―運用を担当していた業務委託者とのコミュニケーションも変わりましたか?

そうですね。私自身がFacebook広告ライブラリを見るようになったり、そこからクリックをして他社のLPに飛んでみたりすることで、クリエイティブに関しても意見が言えるようになってきました。

またうちのような一見、理解の難しい無形の高額商材を展開している他社が、どのような広告を出してどうコンバージョンさせているか、一連の流れを追う意識が習慣化しました。そこで得た知見を自社のLPやオウンドメディアに活かせるようになっています。

ニッチ商材、限られた予算でも成果は出せる この知見を武器に、デジタルの世界で確実に成果を出したい。

―Shirofune導入により広告効果もアップし、事業が成長している様子が伺えますが、今後の展望についても聞かせてください。

弊社の商材は特殊でターゲットも限られるため、広告費を積めばコンバージョンが取れるものではありません。そのため最初はなかなか成果が出ず苦戦しました。試行錯誤を経てコンバージョンをお問い合わせから、コンテンツのダウンロードというマイクロコンバージョンに変えたことで、成果が出るようになりました。

こういった経験やインバウンドで獲得したリードを営業にトスアップするマーケティング手法、一連の広告運用内製化の取り組みで得られた考え方や知見は今後、別の事業や新規事業にも横展開していきたいと考えています。

弊社のように広告予算が限られる案件では、デジタルでできることをまずは徹底してやることが大切だと考えています。だからこそ、サポート担当の方に教えていただいた考え方を武器に、引き続きShirofuneを活用しながらデジタルの世界でしっかりと成果を出していきたいです。

−ありがとうございました。

サポート担当のコメント

キックオフの際、遠藤様の方で事前に課題感をまとめたメモをご用意頂いていたのですが、主体的で高い意欲をお持ちの方という印象を受けました。

SOICO様の案件ですと、他の案件と比較して難易度の高い運用が求められるため、SOICO様の事業内容の理解はもちろん、その拡大や成長を見据えた上で、一歩を踏み込んだFBを返すことを心がけました。

定例会時に上がったアクションプランは即日対応。遠藤様のそのスピード感には目を見張るものがあり、成果も比例してついて来ました。

つい短期的な視点やテクニックに走ってしまいがちですが、遠藤様は常に本質的な課題は何か、またそれをどのように解決すれば良いのか、その着眼点からブレませんでした。

私自身も知見をどんどん引き出される感覚があり、サポートさせて頂くお時間が非常に有意義でした。ありがとうございました。

今後も様々な領域でチャレンジされながら、遠藤様のご成長と事業の発展を心から祈念しております。

<取材・文=藤井恵>

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