「デジタル人材としてShirofuneを採用」 〜あとらす二十一のShirofune導入事例〜
- 株式会社 あとらす二十一 Webプロモーション部エクゼクティブマネージャー 濱松 秀樹 様
ウェブサイトの構築、インターネット広告を生業とするあとらす二十一は、Yahoo!Japan社の広告運用認定パートナー(3つ星★★★)、Google社のGoogle Partnerに認定されています。高い運用実績を誇る同社でShirofuneを広告運用システムとして導入しました。
インターネット広告の黎明期から運用をされてきた濱松氏がなぜShirofune導入を決めたのか。Shirofuneの活用方法についてお話を伺いました。
【課題】
・デジタル人材の不足
【解決策】
・Shirofuneを全面導入することで人に依存しないキャパシティを確保
【期待していること】
・運用担当者の業務工数を削減
運用担当者の人手不足に課題
−Shirofune導入前、インターネット広告の運用における課題はどこにあったのでしょうか。
アカウントを管理する運用担当者の人手不足が課題でした。
これまではお客様の窓口となって運用を担当するプランナーが、媒体側の自動入札機能を使いながら、1アカウントずつ毎日入札をコントロールしていました。キャパシティを上げていくという観点で考えると人手での管理には限界があると感じていました。
Shirofuneが自動“運用”ツールであると知り、キャパシティの拡大を考えてトライアルを決意
−Shirofuneとの出会いについて聞かせてください。
社内で業務のDX化を推進する流れがあり、インターネット広告の運用においても世の中にある便利なツールをもっと取り入れていこうという話になりました。その中で、Shirofuneで運用を自動化できることがありそうだと別の部門の責任者から言われ、話を聞いてみることにしました。
自らがShirofuneの癖を把握し、運用メンバーに浸透させる
−トライアルではどのように利用されたのでしょうか。
2021年7月後半から8月にかけての5週間を検証期間としました。この期間は私だけがShirofuneを徹底的に使いこなすことにしました。
実際に運用をしながらShirofuneの癖を把握していきました。予算の設定をこうした方がいい、予算グループをこう作ろう、とShirofuneのロジックを学びながら運用方針を検討していきました。9月からは本契約をして徐々に社内の運用メンバーに利用を浸透させていきました。
−トライアルの感想を聞かせてください。
思った通りに管理ができるアカウント、できないアカウントがあると感じました。コンバージョン目的と認知目的のキャンペーンが同じアカウントの中に混在しているとコントロールが難しかったです。
−運用メンバーに利用を促した際、どのような反応がありましたか?
運用に熟練したメンバーほど、自分の考えとShirofuneのロジックの違いに途惑うことが多くありました。自分だったらここで予算を上げるがShirofuneは動かない、といった違いです。考え方が違えばアクションが違うのは当然なのですが、運用経験が長いメンバーほど自分なりの考え方・ロジックがある分、違和感もあったようです。
−経験豊富な運用者もShirofuneの効果は次第に感じられたのでしょうか。
そうですね。土日、祝日など営業日ではない日も代わりに自動で管理してくれるので、徐々にありがたみを感じるようになり、1アカウントあたりの工数が下げられそうだなと感じました。
今後、どれだけキャパシティを拡大できるかがポイントになる
−Shirofune導入により得られた成果を今後にどう生かしていこうとお考えでしょうか。
同じリソースでお客様の数を増やし、これまでのキャパシティをどこまで伸ばせるかチャレンジしていきたいです。使いながらもっとこういう機能が欲しい、という改善案が出てくると菊池さんに相談をしています。すると「次の開発案件に入れておきます」とすぐにご対応いただけるので、その開発力を信頼しています。
<取材・文=藤井恵>