広告代理店調査レポート

【調査】広告主が広告代理店に期待することは?

Shirofune広報担当
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広告代理店の経営層・マネージャー層向けに課題解決のヒントを提供するAd Agency Labでは様を対象にアンケートを実施しました。テーマは「広告代理店へ期待すること」です。

広告主様が広告代理店様に期待するリアルな声をお伝えすることで、広告代理事業のサービス改善につなげるヒントを得ていただくためでございます。

本記事ではアンケートの調査レポートを公開します。

電通デジタル、セプテーニ、オプト社が利用する広告運用ツールShirofune(シロフネ)をご存知ですか?

広告代理店の皆様、広告運用でこんな課題はありませんか?

  • エース級人材のリソースをもっと新規顧客開拓に割り当てたい
  • エース級人材に業務が偏り疲弊し、離職するサイクルを防ぎたい
  • 運用者1人あたりが担当するクライアント数を増やし、収益性を伸ばしたい
  • 未経験メンバーを即戦力化することで、採用・育成にかかるリソースを削減したい
  • 断っていた少額案件を、運用経験が少ないメンバーでも運用できる体制をつくりたい
  • 振り返りのためのレポーティング・分析業務を効率化したい
  • 検索クエリやクリエイティブの精査など運用メンテナンス業務を効率化したい
  • 予算管理・入札調整業務を効率化したい

こんなお悩み、Shirofune(シロフネ)であれば解決できます。Yahoo!社の認定するセールスパートナー上、3つ星以上の大手代理店様のうち64%がShirofuneを有料で利用中です。(対象期間:2022年4月-9月)
詳しくは、まずはサービス資料をご覧ください。

アンケート回答者の属性

アンケート回答者の立場

今回のアンケート回答者は全20名のうち、19名が事業会社(広告主)、1名がその他です。調査対象は事業会社のマーケティング担当者です。

アンケート回答者の月間広告予算

回答者の企業での月間広告予算は「月額50万円以上300万円未満」が45%と最も多く、その次に「月額300万円以上1,000万円未満」「月額10万円以上50万円未満」が20%となっています。

続く「月額1,000万円以上」の回答者は10%で、現在は広告を出稿していない回答者も5%含まれています。

アンケート結果

広告代理店に対して感じる不満(複数回答)

広告代理店への不満として挙げた上記17項目に対し、半数以上となる11人の回答者が「自社(広告主)への改善提案をもらえない」を選択しています。

また、17人が以下のようなレポートに関する項目を選択しており、最も多いのは「レポートの読み解き、分析の質が低い」となっています。

・レポートの読み解き、分析の質が悪い
・レポートに十分なデータがなく、深堀りできない
・レポート頻度が少ない
・レポートが遅い

広告代理店に対して最も不満を抱えていること

前の質問で挙げた17項目のうち、最も不満を抱えていることとして、5人が「中長期のロードマップを敷いてくれない」を選択しています。

これは前の質問でも2番目に多い回答であり、多くの広告主が広告代理店に対して中長期的な計画とアドバイスを求めていることがわかります。なお、この項目を選んだ回答者の広告費には偏りがなく、予算の大小に関わらずこの回答が選ばれています。

続く2番目には「自社(広告主)や自社の商品に対する理解が浅い」と「レポートの読み解き、分析の質が低い」をそれぞれ3人が選択しています。

根本的な問題として自社や商品への理解が不足している、と多くの広告主が考えていることが窺えます。また、ここでもレポートの質に課題を感じていることが分かるでしょう。

広告代理店に期待すること(自由記述)

※回答を抜粋して、スライド化しております

広告代理店へ期待することとして回答者より挙げられた9項目のうち、3つが以下のような「レポート分析とそれからの提案」に関する項目となりました。

・問題点を明確にし、次に繋がる的確な改善提案など分析して頂ければ、安心して依頼ができると思います。
・データはシロフネさんなど細かく取れるので、代理店さんからはそれをどう分析してどうアクションするのかの積極的な提案がほしい。
・「〇〇率がアップした」というレポートをもらっても「だから何?」って思うことが多々あります。広告を出すというのは、手早くデータを集めるという意図もあるのでデータから読み取って仮説をたてるところまでしてほしいです。

ここでも広告主がデータの分析の質に不満を感じており、改善の提案を求めていることがわかります。

本調査に対する「Shirofune」の考察

本調査をまとめると、広告主が広告代理店に期待すること、求めていることは以下の通りです。

・広告代理店の役割として、広告の運用業務だけでなく、改善提案が求められている。
・広告主はレポートによる数値報告だけでなく、データに基づく仮説や中長期な計画とアドバイスを求めている。
・前提としてクライアント企業とその商品への理解が求められている。

今回の調査では、広告主が求める広告代理店のあるべき姿が現れたのではないでしょうか。

広告運用業務の自働化に伴い、広告代理店に対する期待が、従来の細かい運用調整といったものから、深い顧客サービス理解や中長期的なマーケティング計画の設計といった、広告運用代行にとどまらない、さらに上流の支援に移行していることが推察できます。

広告代理店の中でも、この潮流をとらえ、高付加価値なサービス提供を目指す企業が増えてくるのでは、と予測しております。

例えば星付き広告代理店のCFPコンサルティング社でもこの潮流を捉え、全社でShirofuneを導入し、運用はShirofuneで極力工数を削減し、代わりに分析・提案を強化し、高付加価値なサービス提供を目指す、といった具体的な事例もございます。

星付き代理店、Shirofune全社導入で運用の属人化を改善|分析・提案を強化し、高付加価値なサービス提供を目指す、CFPコンサルティングの導入事例

Ad Agency Labでは広告運用について、広告主様が広告代理店に対して実際に感じることを今後も調査していきます。

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調査概要

タイトル:広告代理店様に期待すること
調査日:2021年10月
調査人数:20名
調査対象:事業会社のマーケティング担当者

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