LTV運用forECShopify連携

【EC事業者向け新機能】GA4の「データドリブンアトリビューションモデル」でECサイト注文データを評価し算出したLTV/CPOによる広告運用の自動最適化が可能に

Shirofune広報担当

株式会社Shirofune(本社:東京都中央区 代表:菊池満長)は、広告運用自動化ツール「Shirofune」とShopify API連携機能とECプラットフォーム/EC構築サービス連携機能『LTV運用for EC』で、ECサイトの注文データをGA4の「データドリブンアトリビューションモデル」で評価した上で、LTV/CPOによる広告運用の自動最適化ができるようになりました。

これまではShopifyの注文データとUTMパラメータ情報を、Shopifyのファースト/ラストクリックアトリビューションで評価し、LTV/CPOで自動最適化できていた一方で、以下の2点の課題がありました。

①Shopify以外のアトリビューションモデルを活用したい
②Google広告の自動タグ連携を利用している場合等、Shopify上にutmパラメータが入っていないケースがある

この場合、単にShopifyからデータを取り組むだけでは、LTV/CPO運用が実現できませんでした。

今回の開発で、GA4の「データドリブンアトリビューション」でコンバージョンの発生元として評価された媒体やキャンペーンと、Shopifyの注文データを紐づけることにより、GA4の「アトリビューションモデル」を利用し、かつパラメータ欠損等を気にすることなくLTV/CPOでの自動最適化が可能になります。

ShirofuneのLTV運用についてはこちら
https://shirofune.com/cpa-to-ltv/

そしてGA4及びShopify以外の計測ツール(アドエビス/Adobe Analyticsなど)やECプラットフォーム(ecforce/サブスクストアなど)でも、RaQuboコンバージョンコネクターを介することで同様に機能します。

いずれも、Shirofuneを介さずに同じ環境を構築しようとした場合、理論上は可能ではあるものの、日々の広告運用で最適化させるには不可能と言えるのほどの相当な手間がかかるものです。

これまで実現困難であったこの機能を、この機会にぜひお試しください。

【参照 CPA/ROAS基準とLTV/CPO基準の違い】

CPA/ROAS基準 → 媒体Aを評価
媒体A 
広告費100万円 売上200万円 ROAS 200%

媒体B 
広告費100万円 売上150万円 ROAS 150%

売上の中の既存/新規の割合や、そこで入ってきてくれた新規ユーザーがその後どれくらいリピートして最終的にどれくらいの売上をもたらしてくれたかを考慮せずに評価している

LTV/CPO基準 → 媒体Bを評価
媒体A 
広告費100万円 売上200万円 ROAS 200% 
新規ユーザー売上100万円 新規ユーザーROAS100% LTV300万円 Lifetime ROAS 300%

媒体B 
広告費100万円 売上150万円 ROAS 150% 
新規ユーザー売上130万円 新規ユーザーROAS130% LTV400万円 Lifetime ROAS 400%

CPA/ROA基準でネックとなっていた点をクリア。またLifetimeROASを見ればかけた広告費をどれくらい本当に回収できているのかがわかり、広告費増減の判断材料としても非常に有益

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Shirofune広報担当
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