「すぐそばに代理店さんがいるような感覚」使いやすい管理画面とShirofuneスタッフのサポートで、未経験でもインハウス化を実現 〜英語教材「teko」のShirofune導入事例〜
- teko株式会社 取締役 生天目 隆太 様
英語が苦手、英語にコンプレックスを抱いている方など、“英語アレルギー”を持つ初心者専門のストリーミング動画型の英語教材「teko」を運営しているteko株式会社。可愛らしいキャラクターやポップなデザイン、「脱力系ワクワク英語」という新しい切り口で、主に40代〜60代の女性からの支持を受ける語学学習サービスを展開している。
リスティング広告の運用は広告代理店へ依頼をしていた同社だが、2018年から内製化するためにShirofuneの導入を決定。もともと社内にはウェブに詳しいメンバーがおらず、広告運用の経験もゼロだったが、CPCが半分以下に抑えられるなど、今では代理店へ依頼していた頃以上の広告効果が上がっているとのこと。
全くの未経験から、自社でリスティング広告を運用するまでにShirofuneはどのような役割を担ったのか。同社の取締役であり、広告運用を担当している生天目 隆太氏に生の声をお伺いした。
「代理店にお願いしていたものの、満足した結果が得られませんでした」
− Shirofune導入のきっかけを教えてください。
生天目 隆太氏(以下、敬称略):創業時は映像教材のコンテンツ制作で日々の業務はいっぱいいっぱいでして、広告運用のスキルもなく、リスティング広告は社内では運用できないと判断したことがきっかけです。そこでリスティング広告は広告代理店さんに運用をお任せしていました。
− 代理店さんに運用を依頼していた頃は、どのような課題感があったのでしょうか。
生天目:まず1つがスピード感です。広告の配信設定は広告代理店のコンサルタントさんを介して行うので、希望する設定の変更を即日に反映していただけませんでした。
もう1つがサービスに対する認識のズレです。それによって、弊社のサービスに沿ったキーワードの選定や配信設定をなかなか行っていただけませんでした。
コンサルタントさんは一般的な英会話サービスをイメージしてキーワードを抽出し、それに合わせて広告文を考えられていましたが、「teko」は英語アレルギーの方に向けた映像教材という他社にはない独特なサービスであり、一般的な英会話サービスとはターゲットが変わってきます。結果、思い描いていた集客は実現できませんでした。
− そこで別の代理店さんにご依頼されたのですね。
生天目:ご依頼したある広告代理店さんの運用の仕方は、その代理店さんが自社で構築したシステムにはめ込む、というものでした。しかし、システムによって自動化されているのであれば、もっと早いスピードでご対応いただきたかったのですが、ちょっと難しかったみたいで……。長いお付き合いとはなりませんでした。
− その他の代理店さんはどうでしたでしょうか。
生天目:さらに別の広告代理店さんにお願いした結果、運用から一年ほどで納得のいく数字が出るようになりました。当初は日々の更新も多かったのですが、運用から一年ほど経った頃には、ほぼ手を加えなくても安定して広告が回る状態でした。
しかしその反面、今度はコストの問題が浮上してしまい……。広告費用の20%という代理店手数料が弊社の予算を圧迫するようになってしまったんです。広告のコストを削減するためには、どうしても代理店手数料を削減するしかありません。そこで、リスティング広告の運用ツールを導入し、内製化していくことへ方向転換していくことになりました。
既存の広告アカウントをそのまま組み込めることが導入の決め手
− ツール導入にあたって、他社ツールは比較検討されたのでしょうか。
生天目:いくつか調べましたが、Shirofune以外は検討時点で淘汰されました。Shirofuneのツールが最も分かりやすく、私たちでも運用できるかもと思えたんです。また、他のツールの場合は基本料がもっと高かったり、私たちがやりたいと思っていたことができませんでした。これはツールのエンドユーザーが我々のような小規模の広告主向けではなく、主に広告代理店を意識したものだったからだと思います。
Shirofuneについて調べた瞬間に「これ面白そうだからやろう!」と代表と話し、2日で導入を決定しました。それが2018年の11月頃です。
<リスティング・ディスプレイ広告の自動運用ツール「Shirofune」の詳細はこちら>
− どのようなポイントが導入にあたって強い後押しとなったのでしょうか。
生天目:トライするにあたって、既存アカウントをそのままツールにつなぐことができることがまず大きなポイントでした。また、お試し期間は手数料が掛からないので、万が一相性が合わなくても損することはないので、気軽に導入できました。
使いやすいUIとShirofuneスタッフからのサポート。すぐそばに代理店がいる感覚
− 実際に導入してみていかがでしたか。
生天目:ツールの管理画面のUIはすごく分かりやすかったですね。代理店さんと打ち合わせをするときはYahoo!とGoogle、それぞれの管理画面を開く必要がありました。しかし今はShirofuneの管理画面を見るだけで、おおよそ一日の概要が分かります。忙しいときもパッと確認できるので、大幅に時間を短縮できるようになりました。この分かりやすい管理画面は非常にありがたく、社内のオンライン会議でもShirofuneさえ開いていればよいというのは大変便利です。
中でも一番ありがたかったのは、メールでの問い合わせ対応でした。私たちはウェブの素人なので、Shirofuneの機能だけでなく、ウェブの一般常識についても問い合わせさせていただきました。
すごく印象的だったのは、導入初期の頃、ウェブ知識で分からないことがあり、それについて問い合わせたのですが、なんとその日のうちにすぐ返ってきたんです。夜のすこし遅い時間でしたし、金曜日だったこともあって、翌月曜日に返ってくるだろうと思っていたのですが。さすがに質問によって異なるとは思いますが、このレスポンスの速さは今までのどの代理店さんでも実現できませんでした。
− 最近ではどのようなお問い合わせをしましたか。
生天目:例えば、管理画面の並び順をちょっと変えたいというお願いや、キーワード選定はどのように行っているのですか、といった質問を最近させていただきました。そうした質問にも、1日と待たずに返信が返ってきました。
まるですぐそばに代理店さんがいるような感覚です。しかも代理店さんだと、「この時間はお忙しそうだな」「月末だからやってもらえないだろうな」と気を使ってしまうのですが、Shirofuneだとツールなので、そういう心理的なストレスもまったく無く、「今予算変えよう!」とか、思い立ったことをすぐ実行できます。
− 広告効果についてはどのような変化がありましたか。
生天目:導入当初は自動入札機能のみを活用していましたが、以前の代理店さんにご依頼していた頃の数字が維持できていたので、まず最低限の目標数字はクリアでした。効果の維持ができていて、代理店手数料分の費用が抑えられたことでコストを削減することができました。
そこで余裕が生まれたのでShirofuneの自動分析と改善提案機能を活用するため、まずはYahoo!の広告をShirofuneでセットアップし、予算を増やすことにしたところ、クリック単価(CPC)が既存アカウントに比べて半額くらいまで抑えられたんです。コンバージョン率(CVR)に関しては若干低めにはなりましたが、リターゲティングでちゃんと刈り取れています。今はGoogleでもShirofuneで広告をセットアップし、自動分析と改善提案機能を使い始めました。
Shirofune導入前と比べると、運用状況のチェックにかける時間もかなり減りましたね。
「Shirofuneは誰にでも広告運用ができるチャンスを与えてくれるツールだと思います」
− 今後のご活用について教えてください。
生天目:今後は広告予算を1.5倍ほどに拡大したいと考えています。また、Facebook広告に対応すれば、Yahoo!とGoogle、そしてFacebookの3つの媒体で配信していきたいですね。
− 最後にShirofuneの導入を検討されている方へメッセージをお願いします。
生天目:僕らもビックリしたのですが、管理画面を見た瞬間に「これは本当に何もわからない人でも運用できるんだな」と思ったんです。だから、今まで広告にチャレンジしたことがない方、代理店にお願いすることをためらっている方は、まずShirofuneを触ってみてほしいです。Shirofuneは誰にでも広告運用ができるチャンスを与えてくれるツールだと思います。
結局のところ、自社の商品を一番理解しているのは自社の人間です。それを生かすものとしてShirofuneが便利であると皆さんに気づいていただけたら最高だと思っています。
− ありがとうございました。
<文・編集=大木一真 写真=大木一真>