10年以上インターネット広告に携わったプロがShirofune導入を決めたワケ。〜インターネット広告代理店 / 株式会社allview〜

株式会社allview
株式会社allview 代表 山崎 真幸 様

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インターネット広告代理店や制作会社を経験し、2017年に独立した株式会社allview代表の山崎 真幸氏。Webコンサルティングや広告代理事業を手掛ける同社は、社外CMOのようなポジションとして、クライアントに伴走しながらマーケティング効果の最大化に取り組んでいる。

それだけでなく、働き口の選択肢が少ない人たちへ、インターネット広告の運用スキルを身に着けてもらい、仕事の幅を広げ、自分で稼げる人材に育成する就労支援事業も手掛けている最中だという。

10年近く、広告代理店のコンサルタントやディレクターを経験し、独立した山崎氏はどのような背景からShirofuneの導入を決断し、自社の課題を解決したのか。今後のShirofune活用の展望も含めて、お話を伺った。

1日がかりの初期設定と、レポートのためのデータまとめ。悩みの種だった2つの「手間」

− 今回Shirofuneを導入に至った課題感を教えてください。

山崎 真幸氏(以下、敬称略):リスティング広告の運用においては、「初期設定の手間」「レポーティングの手間」、大きく2つの「手間」がありました。ほぼ1人で事業を行っているので、この2点が非常に重く、余計な時間をかけたくなかったというのが一番の動機です。

− まず「初期設定の手間」について教えてください。

山崎:GoogleやYahoo!のアカウントで新規出稿する場合、キーワードの登録と、タイトルディスクリプション(TD)の入稿作業で特に時間を取られますね。管理画面を開き、キャンペーンを作成し、広告グループを作り、キーワードを登録する。そして、それぞれのタイトルディスクリプションを入稿するという一連の作業が本当に大変です。新規の場合、GoogleとYahoo!、両方の初期設定でおおよそ丸2日はかかってしまいます。大変ではありながらも、リスティング広告において初期設定はかなり重要な作業です。

− なぜ初期設定は重要なのでしょうか。

山崎:できるだけ多くの情報を先にインプットさせることで、より広告効果を最適化させることができるからです。最初に手を抜いて少ない情報しか入力しないと、広告効果が最適化されないばかりか、それ以降の修正が難しくなります。

− 「レポーティングの手間」について教えてください。

山崎:アカウントごとにレポートのテンプレートを初期に作成し、その後は抽出したデータを週一でまとめるだけなのですが、そのデータをまとめる作業に時間がかかります。頭を使わない、単純な作業なので、非効率だと感じていました。必要な箇所は効率化し、より時間を使わねばならないプランニング業務に時間を使いたいと考えていました。

クライアントの課題に向き合うため、自社の課題をShirofuneで解決

− 一方、クライアント様はどのような課題を感じているのでしょうか、

山崎:弊社のクライアント様はWebに関するノウハウが少ない方もいらっしゃるため、何が課題なのかを一緒に考えています。単純な運用代行ではなく、伴走しながら一緒に考えるパートナーを、クライアントは求めていたのだと思います。

− 様々な選択肢があるなかで、なぜShirofuneを選ばれたのですか?

山崎:レポーティングの自動化だけであれば様々なツールの選択肢がありますが、初期設定から入札自動化、レポーティングまで一元管理したかったからです。特に、日々の運用調整が自動化できることは大きな魅力ポイントでした。

− Shirofuneを日々どのように運用しているのでしょうか。

山崎:1日1回、30分は必ず開いて、「改善カード」をチェック、それを承認するだけなので本当に簡単です。ツールから課題と改善案を出してくれて、そしてクリックだけで済ませられるというのは、本当に便利です。

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自社の課題解決がクライアントの満足に直結、広告効果も改善へ

− Shirofune導入にあたっての感想をお聞かせください。

山崎:まず課題の1つであった初期設定ですが、イメージしていた以上に簡単に行うことができました。タグの設置や入稿処理も、ゲームのチュートリアルのように「これを次にやって」と指示に沿って進めるだけでした。UIも直感的に分かりやすく、キーワードの追加も楽です。

− レポーティング機能についてはいかがでしたか。

山崎:イメージよりしっかりしたレポートで驚きました。全体のサマリーがあって、それぞれの項目別にも数値のまとめがあり、非常に分かりやすいと思います。そして、ボリュームがあるレポートであり、もしこれを1人で作ろうとするとかなり時間がかかると思います。そんなレポートがワンクリックなので、本当に便利です。このボリュームには、クライアントも満足しています。

− 他社のクライアントさんは媒体ツールで直接GDN、YDNで広告運用をしているクライアント様もいると伺いましたが、そのクライアント様とShirofuneを活用しているクライアント様で比べてみていかがでしょうか。

山崎:Shirofuneで運用した方がよい結果が出ていますね。商品の訴求や特性の違いもありますが、バイネームで、いわゆる指名ワードの検索が増え、以前よりも安い単価で、かつ安定してコンバージョンを獲得できています。もともと出来上がっている運用をそのままコピーできるようになれば、別のクライアント様の運用もShirofuneでしたいですけどね。

空いたリソースでプランニング・新規顧客開拓の強化へ。Shirofuneを使って就労支援も?

− Shirofuneを今後、どのように活用していく予定なのでしょうか。

山崎:まず、今回Shirofuneを導入したことでリソースに空きができました。そのリソースを既存クライアントのプランニング、そして新規顧客の開拓に投下していきたいですね。

また、今後の「就労支援事業」でも活用できるかなと思っています。1からインターネット広告についてレクチャーした上で、Shirofuneの使い方も教えることで、少しでもリスティング広告が運用できる人材を増やしていきたいです。

広告運用自体、私がやっているようなリスティング広告の運用であったりとかは、どちらかというと経験とそれに向き合う時間があれば、特別なスキルは必要ないと思っていて。さらに成長分野ではあるので、その分インターネットがわからないだとか、難しそうという方に向けての間口を広げて上げたいなという気持ちがあります。

職歴や学歴に関係なく、もっとたくさん機会を提供して、いわゆる稼げる人材になっていただけたらなと。

− 今後、allviewではどのような展開を考えられているのでしょうか。

山崎:弊社全体として、オールマイティにサービスを展開したいと考えています。インターネット業界には、いわゆる広告代理店や制作会社、Webメディアの会社などがありますが、トータルでそれぞれの動きや考え方を把握することで、トータルソリューションをクライアントに提供できる状態を作っていきたいと考えています。

Shirofuneの活用は、顧客開拓・顧客運用と、先ほどの就労支援の部分で非常に寄与するかなと思っています。

− どのようなクライアント様とお仕事されていくのでしょうか。

山崎:Webに関して未経験であり、ノウハウがまだないお客様を中心に展開していきます。前職時代から、知識や相場観がないことにつけ込まれて、騙されてしまうケースをこれまで数多く見てきました。もともとCVRが1%だったところに他社の広告代理店が営業かけてきて、「うちならCVR5%取れますよ!」という言葉を信じて乗り換えたら大損してしまった、みたいな話はよく聞きます。

弊社ではそうした「Webに弱い」お客様を助け、Webに関わる全ての課題を、誠実に解決していきます。

− ありがとうございました。

<文・編集=大木一真 写真=大木一真>

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