
AIクリエイティブ改善ツール「I’m Creative」 大型アップデートで新環境「Creative Base」を5月より順次提供開始
広告クリエイティブ改善に特化したデータ基盤と実務フローにより、
分析や発想にとどまらず、実行という“ラストワンマイル”まで届く環境へ
広告運用自動化ツールを提供する株式会社Shirofuneは、AIクリエイティブ改善ツール「I’m Creative」に、新環境「Creative Base(クリエイティブ・ベース)」の提供を2026年5月より順次開始いたします。
Creative Baseは、広告クリエイティブ改善業務に必要な情報を蓄積・活用し、分析からプランニング、構成案の仕上げ、提案資料化までを一つの環境でつなぐ新たな基盤です。Googleドライブ連携を通じて、議事録や定例資料等の案件運用の中で蓄積される情報、ブランドレギュレーションや商品・サービス資料等の前提となる情報など、案件理解に必要な情報を継続的に取り込み・整備することで、案件固有の文脈理解を深め、クリエイティブ分析および改善案の精度向上を実現します。
分析を自動で定期実行し、その結果をナレッジとして蓄積していくことで、プランニングの際には積み上げられた情報のなかから必要なものをすぐに引き出して活用できます。蓄積されたナレッジは当該案件にとどまらず、組織全体のナレッジとして他の案件でも活用することが可能です。
自然言語での対話形式で操作でき、分析やプランニングの進行に必要な質問もAI側が主導します。




クリエイティブエージェントが、Drive連携等で案件運用の中で蓄積されるドキュメントから、案件固有の知識を蓄積し、常時更新。案件の知識・文脈を理解し、クリエイティブの分析・改善・生成をワンストップで実行が可能に。またそこで得られたナレッジも知識にストックしていくことで、クリエイティブ改善の精度・スピードを大幅に向上していきます。
背景
デジタル広告において、成果を大きく左右する要素としてクリエイティブの重要性はますます高まっています。こうした中、生成AIを活用してクリエイティブ業務を効率化しようとする動きが広がっています。
一方で、汎用生成AIをその場その場で活用するアプローチでは、広告クリエイティブ改善の実務を最後まで通すことは容易ではありません。単発の分析やアイデア出しはできても、案件固有の文脈、配信実績、競合情報、所持素材、レギュレーションなど、複数の情報を正しく結びつけながら、実務でそのまま使えるアウトプットまで落とし込むには限界があります。結果として、網羅的な情報整理や“それらしい提案”にとどまり、改善の根拠を説明できる構成案や、実際の提案・制作に使える成果物にまでつながりにくいという課題がありました。
また、汎用生成AIを実務で継続活用しようとすると、クリエイティブと配信実績の正確な紐づけ、データ量増加に伴う分析精度の低下やコストの肥大化、環境構築・維持の負荷など、複数のハードルが存在します。 「I’m Creative」はこの領域に特化したプロダクトとして、2024年11月の正式リリース以降、累計30万点超のクリエイティブ分析と10万点超の改善構成案生成の実績を積み重ねてきました。今回の「Creative Base」は、その考え方をさらに発展させた新環境です。広告クリエイティブ改善に必要なデータ資産とフローを一体で組み上げることで、分析や発想だけで終わらず、実務で使えるアウトプットの生成と活用までを一貫して支援します。
Creative Baseの特長
Creative Baseは、広告クリエイティブ改善業務に特化した環境として、必要な情報を蓄積・整備し、その情報を実務で使える形に落とし込み、さらに次のプランニングへと再活用していくことで、改善の精度と再現性を高めていきます。以下の3つの特長は、それぞれ独立した機能ではなく、“実行まで届く”ための一連の仕組みを構成するものです。
① ベースアップ ― 使うほど精度が上がるナレッジ管理
Googleドライブ連携で取り込まれる、議事録や定例資料等の案件運用の中で蓄積される情報、ブランドレギュレーションや商品・サービス資料等の前提となる情報に加え、自動実行される比較分析・傾向分析の結果を、案件ごとの情報資産として蓄積・整備します。これにより、配信実績だけでは捉えきれないマーケット背景、顧客理解、競合理解、案件特有の文脈まで踏まえた分析・改善が可能になります。
② そのまま実活用 ― 構成案の仕上げから提案資料化まで一気通貫
Creative Baseでは、蓄積・整備された情報をもとに、プランニングした内容をそのまま実務で活用できる形まで落とし込めます。Googleドライブ連携により所持素材(商品画像・ロゴ・人物素材など)を構成案に当て込めるほか、レギュレーションの確認や任意の画像編集にも対応します。
さらに、分析結果やプランニングのプロセス、改善の根拠をまとめたPowerPoint形式の提案資料として出力することも可能です。これにより、分析結果やアイデアを単発で提示するのではなく、制作・提案・社内外共有にそのまま使える形までつなげることができます。また今後、スプレッドシートやMCP連携を予定しており、外部生成AIとの接続にも順次対応し、既存のワークフローへの組み込みも可能にしていきます。
③ ナレッジを活かしたプランニング ― 蓄積された知見を、新規制作にも改善にも展開
①で情報が蓄積・整備され、②で実務の中で活用・更新されることで、Creative Baseには案件や組織にとって有効な知見が継続的に蓄積されていきます。こうして蓄積された知見をもとに、従来の傾向分析起点に加え、より多角的なプランニングが可能になります。
- 自社内の他案件で成果を上げたクリエイティブを参照した制作
- 外部ツール連携(プラグイン機能)により取得した競合・他社の出稿クリエイティブデータを参考にした制作
- 「まだ試していない訴求・表現」を起点としたホワイトスペース分析からの制作
- AIが案件横断の知見や広告主とのやりとりのコンテキストを踏まえて行う提案
既存クリエイティブのブラッシュアップでは、過去の分析をもとに自動生成・蓄積された構成案のなかから選んですぐに活用できるほか、構成案のレイアウトバリエーション生成にも対応します。
提供開始時期
2026年5月より順次提供を開始いたします。
「I’m Creative」について
「I’m Creative」は、広告運用ツール「Shirofune」のAIクリエイティブ改善ツールです。運用型広告の動画・静止画広告クリエイティブをAIが解析し、パフォーマンス差の要因を定量的に分析し、改善案を自動で出力します。CPAを40%改善した広告主や、従来比5倍の広告予算を獲得した広告代理店などの成果事例が生まれています。

- この記事を書いたライター
Shirofune広報担当




